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研究案内

肺癌

腫瘍グループでは北日本肺癌臨床研究会北東日本研究機構を中心に多数の臨床試験に参加し、さらには臨床試験を主導することで、実臨床に即した新規知見の創出を目指しています。2021年度には2つの当院主導の臨床試験と9つの共同研究が論文化されました。2021年からは米国の臨床試験グループ(NRG)が実施する医師主導治験にも新規参入し、より国際的な活動が始まっています。

最近では大学院生を中心に免疫療法に注目した基礎的・トランスレーショナルな研究にも取り組んでいます。
また、週1回のWebでのキャンサーボードを実施しており、関連病院を始めたとした宮城県、東北地方の肺癌診療で悩む先生方の一助になれるよう、日々の診療で遭遇する問題の解決に努めています。

 

 

臨床試験一覧 (一部を抜粋)

  • 手術検体および気管支鏡検体、体液ドレナージ検体を用いた呼吸器疾患のバイオリソースの保存・管理を目的としたバイオバンクシステムの構築
  • 進行非小細胞肺癌患者に対する免疫療法を含む薬物療法と姑息照射との併用療法の第U相試験
  • 進行非小細胞肺癌患者に対するイピリムマブ+ニボルマブ療法と姑息照射との併用療法の第U相試験(NEJ053B/NJLCG2201)
  • EGFR-TKI既治療のEGFR遺伝子変異陽性肺癌に対するラムシルマブ+エルロチニブ療法の第2相試験
  • 進行肺がん患者における分子標的治療の止め時に関する多施設観察研究
  • 局所進行非小細胞肺癌に対する強度変調放射線治療による根治的化学放射線療法を受けた患者の後ろ向き観察研究
  • 髄膜癌腫症を伴う非小細胞肺癌患者に対する全脳照射と免疫チェックポイント阻害剤の有効性を検討する多施設共同後ろ向き観察研究(NEJ049試験)
  • 75歳以上の未治療進行非小細胞肺癌患者における免疫療法併用化学療法の有効性と安全性を検討する多機関共同後ろ向き観察研究(NEJ057)
  • 肺癌患者に対する新型コロナウイルスワクチンの有効性と薬物療法が及ぼす抗体価への影響の検討
  • EGFR遺伝子変異を有する未治療進行非小細胞肺癌に対するゲフィチニブ単独療法とゲフィチニブ/カルボプラチン/ペメトレキセド併用療法との第V相比較試験(NEJ009)の追跡調査研究
  • EGFR遺伝子変異陽性肺癌に対する免疫療法抵抗性におけるLAG3(lymphocyte-activatedgene-3)の影響の検討と克服法の開発
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