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病診連携

COPD・喘息外来へご紹介のお願い

当科ではこれまで以上に気管支喘息およびCOPDの患者様の診断・治療に十分対応できる体制の構築を目指しております。その一環として平成25年5月より新たなCOPD喘息専門外来枠を設けました。

  • 咳喘息などの慢性咳嗽の診断・治療に難渋している場合。
  • 気管支喘息の診断にもかかわらず吸入ステロイドの効果に乏しい患者様の治療方針にお困りの場合。
  • COPDと診断後、吸入治療の効果が乏しかったり、治療継続が困難な場合など。
  • 喘息とCOPDの鑑別が困難な場合など。

このような際には、是非一度、当科にご紹介いただきたいと思います。
当科にて精査を行ったのちに最善の治療を提供させていただき、また先生方のところで外来治療が継続できるようにご協力させていただきたいと思っております。
患者様をご紹介いただく際にお役立ていただきたく専用紹介状を作成させていただきました。喘息やCOPD以外の患者様のご紹介にもご利用ください。

 

気管支喘息について

夜間や早朝の咳や喘鳴が特徴で、季節的とくに春と秋に症状が悪化します。
好酸球性の慢性気道炎症が原因のため、当科では喀痰好酸球比率、呼気一酸化窒素濃度(NO)、気道可逆性試験および気道過敏性検査などを用いて診断しています。重症度に合わせてICSあるいはICS/LABA配合剤を中心とした治療を行い、重症難治例でアトピー要因のある方には抗IgE抗体製剤による治療も行っております。

 

慢性閉塞性肺疾患(COPD)について

COPDは患者様が自覚症状を直接訴えない場合が多く、診断がつかないまま進行してしまう場合が多いのが現実です。喫煙歴のある中高年者が咳痰や労作時息切れを訴えるときに疑い、スパイロメトリーで診断します。

当科では禁煙指導はもちろんのこと、長時間作用型気管支拡張薬(LABA,LAMA)および吸入ステロイド(ICS)などを併用した最善の治療を提供し、呼吸リハビリ、栄養療法、在宅酸素療法など包括的に診療しております。

 

※その他の呼吸器疾患も随時受け入れておりますので、下記外来表をご参考の上ご紹介いただきますようお願い申し上げます。

 

 

東北大学病院 呼吸器内科外来体制

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COPD喘息外来への紹介状

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