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アレルギー診療Q&A

気管支喘息(小児)

喘息にはスイミングがいいと聞いたことがありますが、どうしてですか。
水泳は陸上での運動と比べて発作が起こりにくい運動であることが知られています。陸上で運動を行うと、過呼吸や気管支の乾燥が起こり、これらの刺激が発作を誘導しやすくなるといわれています。一方、水泳では、乾燥しづらく、過呼吸にもなりにくいため、喘息と診断されているこどもの運動としては適しているといえます。なお、水泳自体が、喘息を予防する効果はなく、水泳をしてもそれだけで喘息が治ることもないため、喘息に対して過度に水泳を推奨する必要はありません。

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