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アレルギー診療Q&A

気管支喘息(小児)

小児期に喘息といわれたら、もう治らないですか
以前は、小児の喘息は成長の過程で治ると考えられていましたが、最近の報告では半数以上は成人以降も症状が残存、もしくは、再燃することがわかってきました。そして、子供の時の喘息の重症度が高いほど治りにくいことも分かってきています。そのため、小児期に早期から適切な治療を継続して重症化を防ぐことが大事です。また、小児期に喘息治療を終了する場合は、再燃する可能性を伝え、ダニなどほこりの対策や喫煙のリスクを子ども自身に理解してもらうことが重要です。

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